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シャワーでは得られない!湯船に浸かる事で得られるメリット

2022/06/23

皆さんはお風呂に入る時はどのようにしていますか?

簡単にシャワーだけで過ごされている方やゆっくりと湯船に浸かる方など様々だと思います。

今回は、湯船浸かる事で得られるメリットと入浴方法についてご紹介していきます。




【 湯船に浸かる事で得られる3つの作用 

入浴には大きく分けて「温熱」「水圧」「浮力」の3つの作用が働きます。

 「温熱」作用では体を温め、「水圧」により血流やリンパの流れを促進させます。さらに入浴中は「浮力」によって重力の影響が緩和され筋肉や関節負担を解放されます。

これらの3つの作用の働きにより、シャワーだけでは得られない大きなメリットを湯船に浸かる事で得る事ができ、冷えの改善や健康・美容にも役立ちます。


シャワーだけで過ごされていた方は、是非湯船にゆっくりと浸かってみてください。




【 おススメの温度と時間 】

お湯の温度は3840℃で15分程度、湯船にゆっくりと浸かる事で体の中から温める事ができます。また少しぬるめの温度に浸かる事で、副交感神経の働きを高めて心身ともにリラックスさせることができます。

そして、入浴は睡眠にも関係します。

先ほどの38~40度で約15分間、ゆっくると湯船に浸かる事で深部体温が0.5度前後上昇した後、約60~90分かけて手足か放熱し深部体温が下がります。体温の変動により眠たくなる為、このタイミングで布団に入るとスムーズに入眠へと移行する事ができます。

逆に、熱めの温度だと交感神経の働きが高まり、目がさえてしまいますので夜は少しぬるめの湯船にゆっくりと浸かり、副交感神経の働きを高めていく事が大切です。

冷えと睡眠でお悩みの方はぜひ一度お試しください。





【 入浴方法 ~分割浴~ 】

心拍数を急上昇させることなく血流量をアップさせ、体の負担をおさえた入浴に「分割浴」と呼ばれる方法があります。

 「分割浴」は短い時間入浴し休憩した後、また入浴を繰り返す方法で、3840度であれば、5分入浴→3分休憩→8分入浴→3分休憩→3分入浴を行っていきます。

 この入浴法は、一件大変そうに思えますが、休憩の時間帯で髪の毛を洗ったり、身体を洗っていただくと無理なく行う事ができます。

 温泉にいくと無意識にこの方法を行っていると思いますので、自宅でも是非試してみてください。


   

  


 冬場における入浴時の注意 】

入浴時に気を付けたい事として、暖かい場所から急に寒い場所へ移動した際、「ヒートショック」と呼ばれる状態を引き起こすことがあります。

ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧が変動し心臓や血管にトラブルを招く事で冬場に多発します。また、65歳以上の方や高血圧などの血管に持病がある方は影響を受けやすいため特に注意が必要です。

 ヒートショックを防ぐためにも浴室と脱衣所の温度差を小さくすることが重要で、事前に浴槽にお湯を張って浴室内を温めたり、脱衣所に暖房器具を用意するなどの対策も大切です。

安全に入浴を楽しみながら、冷えの改善にお役立てください。


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